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水星が東方最大離角、夕空で観望絶好期!
26日、27日に細い月、そしてすばるとの出会い!

皆さんは水星を見たことがおありでしょうか。太陽に最も近い惑星の水星は地球から見て、太陽からそんなに離れることなく、その直ぐ近くをチョロチョロ回っているために明け方か夕方の空でほんのわずかな時間しか見ることが出来ません。そのために地動説を最初に唱えたと言われている天文学者のコペルニクスでさえ見たことがなかったという説があるくらい見るのが難しいんですね。

その水星を夕空で見る絶好のチャンスがやってきました。今月26日に太陽の東側に最も離れる東方最大離角となるからなのです。
日没時の高度は約20度、この頃の日没は18時50分頃ですから、その30分後、夕焼けが少し落ち着いた時刻を見計らって西北西の低空に注目です。
26日はまず糸のような細い月が目に飛び込んでくるでしょう。その月から少し左上方に目を移すと、かなりはっきりと小さく光る水星を見つけることが出来ます。
もちろんこの日だけではありません。26日前後1週間が観望の好期です。

水星の直ぐ近くにはおうし座のプレアデス星団、すばるの星の集まりや、その左の方にはオリオン座やおおいぬ座のシリウスなどももう誰も目を向けてくれないのかな、というように寂しそうに輝いています。
水星とすばると細い月の出会いだけに目を奪われないで、冬の夜空を彩った星々にも目を向けてみてくださいネ=☆
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by hoshimikai | 2009-04-18 17:30 | 星暦
春4月、夜明けの空が美しい!
21日~23日、木星と金星と火星に細い月が寄り添ってくる。

“春眠、暁を覚えず” と言いますが、そんなことを言ってはおられません。
夜明けの前の空の実に美しいこと、しばらくは目が離せないのです。

上旬まず最初に目に飛び込んでくるのは南東の空高くにやってきている木星でしょう。
木星が東の空に顔を出すのは、まだみんなが寝静まっている3時30分を過ぎてからで、後を追いかけるように5時頃に火星が、同10分過ぎには明けの明星となったばかりの金星が上がってきます。

中旬になると4時30分過ぎに火星と金星が並ぶよう姿を現してきます。
そして下旬に入ると直ぐに細くなってきた月がやってきます。
まず20日に木星の直ぐ近くを通り過ぎ、21日・22日と木星と離れ、細くさらに細くなりながら並んで輝いている金星と火星の直ぐ近くに寄り添うのです。

23日、この日は見逃せません!
22日に金星の右上に少し離れていた細い月は金星の左下すぐ近くまで移動し、さらに細くなっているのを見ることが出来るのです。その右には赤く輝く火星も目にすることができ、朝焼けに染まり始めた東の空は実に鮮やかに華やぐことでしょう。
ただ火星の明るさは木星の-2.2等、金星の-4.5等に比べ、1.2等しかなく控えめで目立ってないかもしれません。それでも必至に赤く輝き今は脇役に徹しているのですが、来年1月の主役になるのをじっと我慢して待っているようで、ガンバレ~!とそんな気分にさせられます。
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by hoshimikai | 2009-04-18 16:26 | 星暦