2月9日の満月は半影月食


まん丸の満月が真夜中前にちょっと暗くなる!!

太陽 ― 地球 ― 月 が、一直線上に並ぶと月食が起こることは、皆さんご存知だろう。
この並びは毎月1回はなるのだが、毎月月食にならないことも知っている。これは地球の公転面に対して、月の公転軸道が約5°傾いているために、地球の影に入ることなく通ってしまうことが多いからなのだ。

たまたま、地球の影の中に月が入って起こる月食にも、皆既月食・部分月食・半影月食と三つに分けられる。
皆既月食は地球の影の中に月が全部入ってしまうこと、部分月食は影の一部に入ること、この二つは目で見てもはっきりと地球の影を確かめることができる。
これに対して半影月食は実にわかりにくい、というのも、半影というのがはっきりとした影ではないからだ。
本影がその影の中に入ってしまえば、太陽の光がまったく見えなくなるのに対し、半影からは地球と太陽が重なってはいるが、太陽の一部が地球の縁からはみ出している状態なのだ。

さて、今回の半影月食は、9日の21時37分から始まる。だが、前述のように影がかなり淡いので、その時から暗くなるのがわかるのではなく、それから1時間後の22時30分ころに見上げた月の左上がほんのりと暗くなっているのかなとわかってくるぐらいだ。

食の最大は23時38分、ほぼ真上近くにやってくる頃で、この時には本影のすぐ近くを通るので、月の縁がかなりはっきりと暗くなっているのを確認することができるはずだ。
それから次第に本影近くから離れ、日が改まって10日1時39分に半影月食は終わる。

今年はあと条件の良い月食は見られないので、ぜひこの日の半影月食を楽しんでもらいたいものだ!
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by hoshimikai | 2009-02-01 22:58 | 星暦
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